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発達障害診療

発達障害診療

 発達の仕方に生まれつきの凸凹がある子どもは、自分の行動をコントロールしたり、人とコミュニケーションを取ったり、集団生活の流れに沿ったりするのが苦手です。 知的な障害が目立たないと、一見して障害が分からないので「わがままな子」「親の育て方が悪い」など誤解を生むこともあります。凸凹の種類によって子どもへの対応の仕方にコツがあります。無理に矯正しようと叱責を繰り返すと、子どもは安心感を得られず、愛を育む心が育ちにくくなります。

まずは周りの大人が凸凹のある発達(発達障害)を理解することが大切です。障害の種類は、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習症、発達性協調運動症(不器用児)など。障害の特徴は少しずつ重なり合い、診断するのが難しいこともあります。診断名を付けることにとらわれるよりも、一人一人に合った支援の仕方を探り、生きづらさを和らげ、将来への見通しを立てて上げることが大切です。 境界知能(知能指数70~85)や虐待経験を持つ子どもに対しても同じように接することが求められます。安心できる環境をつくることが子どもの自信につながります。 凸凹のタイプに応じて ①寄り添い、信じる ②優しい笑顔と声かけ ③(待ちながら)良い見本をみせる ④(感覚が過敏な子どもが)どう感じているのかを察する ⑤きめ細かく、分かりやすい支持 ⑥良い行いに注目し、褒める ⑦正しい行動をていねいに教える ⑧「怒ってる」など相手の感情に気付けるよう教える ―など、上手にサポートします。

薬物療法も選択肢の一つです。例えば脳の前頭前葉の発達と関連しているADHDは、成長するに従って多動性は改善する一方、注意欠如の症状は残りやすいといわれています。脳の神経伝達物質を活性化させる薬を服用すると生活の質を上げる効果が期待できます。

行動や感情のコントロールが難しい、うつ状態で集団生活が大変、てんかんを伴う発作がある、強迫的な行動があって苦しい、チックの症状で生活に支障を来す、という時はかかりつけ医と相談して服用を考えてみましょう。

成長期にある子どもにとって、日常生活を規則正しく過ごすことが基本です。 ①バランスのよい食事を取る ②体内時計が狂って睡眠障害にならないよう決まった時間に寝起きする ③身辺自立を促し、お手伝いさせる ④テレビやゲームは時間を決める ―など、生活のリズムは心と関係する神経系に影響します。

子育てが大変なとき、近くに一人でも理解者がいると救われます。周囲が親をサポートするシステムづくりの必要性を感じます。

この外来では、副院長を中心に、ご心配な点やお子さんの発達について丁寧にお聞きし、発達検査などを参考にし、お子さんの発達の様子を見ながら、それぞれのお子さんにあった支援をご家族とともに考えていきます。

完全予約制です。ご予約は電話にてお問い合わせください。

診療スタッフ

医師 今泉千津子
公認心理師・言語聴覚士 小和田あゆみ
言語聴覚士 名雪舞子
 
公認心理師・特別支援教育士 田村敦(非常勤)
公認心理師 安達聡子(非常勤)
公認心理師 高橋詩織(非常勤)
言語聴覚士・元特別支援学校教諭 山口裕子(非常勤)
言語聴覚士 磯野光代(非常勤)
作業療法士 山口敦子(非常勤)
理学療法士 渡辺昌英(非常勤)

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